183 2006.02.18 ★★ 阿弥陀岳北稜(2,805.0M) ★★

今回は、阿弥陀岳北稜に日帰りで行ってきました。
前夜、美濃戸まで入り仮眠し、翌日6:30に出発しました。
行者小屋を9:00に出発したかったのですが、ハーネス、アイゼン等の装備で9:30になりました。
下部の夏道から沢沿いに詰めていきます。 先の出合付近ではすり鉢状になっています。
そこは上部からの雪崩がまとまる状況で、少し上部を高捲きするようにしました。
ジャンクションピークに続く稜線への登り地点を、高捲きからクロスし素早く抜けて登りました。
その後の稜線上も一般道に比較し傾斜があり、難儀しながら登りつめました。
第一岩稜下部の急な稜線(潅木有り)は、急な雪面でやばそうでした。
ここでロープを出して、確保して登りました。
この後は、第二岩稜終点部のナイフリッジ上部の傾斜の落ちた雪面まで、
ロープでしっかり確保しながらの登攀でした。
最初の潅木交じりの急な雪面で、ロープの操作に少々手間取りタイムロスしましたが、
その後の第一岩稜〜第二岩稜は、そこそこに抜けられました。
阿弥陀岳山頂への雪面は、疲れていたので相当の亀足でした。
何とか山頂に辿り着き、展望に恵まれ幸せでした。
下山は、夏道で文三郎道を辿りました。中岳と文三郎道までの登りは、特に辛かったです。
何とか行者小屋に17:00、美濃戸に18:45に辿り着き、急いで家路に着きました。

【山行記録】 晴れ
天気に恵まれて山頂で安堵。
疲れていてヘロヘロでした。

セッちゃんもご満悦!
中山辺りからの阿弥陀岳
辿った北稜に見入ってしまう。

【補足】