86 2002.05.03-05 ★★ 燕岳(2,762.9M)大天井岳(2,922.1M)常念岳(2,857M)蝶ガ岳(2,664.3M) ★★
2002年5月3日(金・祝)快晴 4日(土・祝)暴風雨 5日(日・祝) 雨後晴
  紀行文(by ??)  

(*注釈:西さんでお送りしています!)
5月3日(金・祝) 元気一杯の1日目! 好展望の中、至福の時を過ごす!
ya86_01 2002.05.03 05:43:58

中房温泉:1,462M
途中の渋滞で一睡も出来ずに中房温泉に到着。
さて、本日は最も過酷な山行になるはず。
如何、相成ることかは神のみぞ知るところ・・・。
ya86_02 2002.05.03 06:05:35

何時も元気なセッちゃん!
助手席で仮眠の出来たセッちゃんは、元気です。
憧れの表銀座コースの一角と常念岳への縦走に有頂天のご様子。
昨年に続き5月連休の雪山山行です。
ya86_03 2002.05.03 06:59:58

第2ベンチ:1,842M
第1ベンチは、中途半端な為休憩しませんでした。
天気が良すぎて、陽に焼けます。
ya86_04 2002.05.03 07:36:48

第3ベンチ。
記念撮影だけして先を急ぎました。
ya86_05 2002.05.03 08:51:31

合戦小屋直下の見晴らしの良い景勝地。
お腹が空いたので腹ごしらえも行いました。
ya86_06 2002.05.03 08:51:49

実は、此処では合戦小屋は見えていなかったんです。
追い越す人が少し上で「アッ、小屋だ!」と、言うのを聞いて
気付いた次第です。
ya86_07 2002.05.03 09:02:41

合戦小屋:2,363M
小屋の前でお兄さんがジュースやビールを売っていました。
余りの好天気に夏みたいでした。
流石に名物のスイカは、有りませんでしたが・・・。
ya86_08 2002.05.03 09:20:49

合戦沢の頭:2,489M
急登を登り切り、ひときわ展望の開けた処に飛び出しました。
大天井岳に続く稜線上に槍の穂先が頭を出しているんです。
皆さん、判りますか?
ya86_09 2002.05.03 09:21:05

夏は、一部は捲き道を行く様になるんですが、積雪期は
小屋まで稜線上をひたすら登っていきます。
結構、きついんです!
ya86_10 2002.05.03 09:32:19 ya86_11 2002.05.03 09:32:25

大天井岳〜常念岳の稜線。なんと遠く険しい尾根か!?
気合いの入る前にめげそうになる・・・。
ya86_12 2002.05.03 10:14:17

燕山荘:2,680M
やっとの思いで燕山荘に到着。
思い描いたパノラマに想像以上と幸せ一杯になりました。
お腹も空いたけど、燕岳往復後のご褒美に摂っておきます。
ya86_13 2002.05.03 10:49:04

燕岳:2,762.9M
「ヤッタネ!」
もっと立派な標識があっても良いんじゃない?と、
つい思っちゃいますよね。
ya86_14 2002.05.03 10:49:56

燕岳山頂で、槍ヶ岳をバックに記念撮影。
西さんも、すっかりご満悦。
ya86_15 2002.05.03 10:52:37

燕岳山頂から燕山荘、大天井岳への稜線。
奥に見えるのは、前穂高岳。
常念岳は、残念ながらガスに隠れている。
ya86_16 2002.05.03 10:52:52

燕山荘の小屋をハッキリと入れたスナップ。
稜線の雪は、殆ど無くなっている。
ya86_17 2002.05.03 10:55:39

反対方向の北燕岳。
遠くに劔岳。
そして、立山三山からの稜線。
ya86_18 2002.05.03 10:57:34

槍ヶ岳:3,180M
何時見ても、天に突き抜ける槍。
北鎌尾根の稜線も此処からは、全容を惜しげもなく
魅せてくれる。
私達を誘う様に、とってもセクシーだ!
ya86_24 2002.05.03 11:10:13  ya86_23 2002.05.03 11:10:06  ya86_22 2002.05.03 11:09:58ya86_21 2002.05.03 11:09:50  ya86_20 2002.05.03 11:09:40  ya86_19 2002.05.03 11:09:35

燕岳山頂からのパノラマ展開。
ya86_25 2002.05.03 11:16:38

奇岩の溢れる燕岳に至るルート。
時間のある時にユックリと再度訪れたい処。
ya86_26 2002.05.03 11:19:10

念願の燕岳を後に・・・。
期待を裏切らなかった燕岳にご満悦です。
ya86_27 2002.05.03 11:28:29

色んなガイドブックやポスターですっかりお馴染みの
「イルカ岩」。
バックの槍ヶ岳とのツーショット!
(良いでしょう!)
ya86_28 2002.05.03 11:32:59

小屋が近づくと急にお腹が空いてきました。
「さぁ、しっかり食べて、ロングコースに出発ヨ!」
ya86_29 2002.05.03 11:33:21

夏とは装いが一変する燕山荘。
雪は少ないが、テン場も未だ未だ雪の中です。
外トイレも雪に埋まっていました。
ya86_30 2002.05.03 12:17:45

腹ごしらえを済ませ、常念小屋を目指します。
「気合いを入れて、出発ーッ!」
ya86_31 2002.05.03 12:43:29

蛙岩。

右手の飛び出た岩峰は、夏は左を捲いていきます。
積雪期は、真ん中の狭い割れ目を通っていきます。
場合によっては、ザックを外して通り抜けなければなりません。
ya86_32 2002.05.03 12:46:12

蛙岩の岩峰群。
岩塊の割れ目。
ya86_33 2002.05.03 13:26:20
ya86_34 2002.05.03 13:26:27

通称、大下りを振り返ったところ。
張り出した雪庇に、改めて緊張する。
ya86_35 2002.05.03 14:29:43

大天井岳:2,922M
そのドッシリとした山容に圧倒される。
この時期は、左右の捲き道は通行出来ない。
途中に雪が残っていて、雪崩が生じるからだ!
中央の雪の無くなった尾根筋を直登する。
ya86_36 2002.05.03 14:52:37

切通岩の鎖場上部から大天井岳の登りを見上げる。
覆い被さってくる様な迫力に思わず身震いがしそうだ。
(ホントに行けるの?)
此処で、先行していた複数パーティが相次いで足踏みしていた。
(皆、緊張し、慎重になるのだ!)
ya86_37 2002.05.03 14:55:06
ya86_38 2002.05.03 14:55:32

かの有名な「小林喜作レリーフ」
上部からの落石に神経を使う箇所だ。
ya86_39 2002.05.03 15:02:32

切通岩上部の分岐点。
一旦、左手の常念岳方向に大天荘捲き道に進む。
途中から、直登する険しい稜線に踏み込んでゆく。
落石が起きやすい、脆い礫岩に細心の注意が必要だ!
ya86_40 2002.05.03 15:03:01

辿ってきた稜線を振り返る。
此処までは、展望の良い快適な稜線だったのだが・・・。
ya86_41 2002.05.03 15:38:21
ya86_42 2002.05.03 15:38:38

途中で雷鳥のご夫婦にお会いした。
仲睦まじく散歩中?
ya86_43 2002.05.03 15:51:37

何とか無事に山頂に到着。
先にいた人に頼んで撮ってもらいました。
皆、厳しい登りに労いの声を掛け合い、讃え合った。
セッちゃんも、西さんもホッとしながら満足げ!
槍ヶ岳も労ってくれました。
ya86_44 2002.05.03 15:52:18
ya86_45 2002.05.03 15:52:49

槍へ続く表銀座コースの稜線。
槍ヶ岳から奥穂高岳〜前穂高岳の立派な稜線。
何時かは、ビックな縦走を行いたいものだ!
ya86_46 2002.05.03 15:52:59

槍ヶ岳と北鎌尾根。
此処も、遠からず是非チャレンジしたいルート。
ya86_47 2002.05.03 15:54:26

未だ未だ遠い常念小屋への道のり。
遠く見える常念岳の麓に常念小屋はある。
直ぐ直下の大天荘(2,870M)は、冬季小屋のみ開放されていて、
今は無人である。
最悪は、冬季小屋でのビバーク?を覚悟してきたが・・・。
ya86_48 2002.05.03 15:55:25

小休止もそこそこに先を急ぐ。
ya86_49 2002.05.03 16:20:09

東天井岳辺りの展望の開けた場所。
奥穂〜槍ヶ岳の展望は、好天気の御陰で最高でした!
ya86_50 2002.05.03 16:20:25

ネェ。槍ヶ岳も素敵でしょう!
ya86_51 2002.05.03 17:35:29

漸く、常念岳が険しい山容を現してくれた。
明日は、あの険しい登りを行く。
天気が心配だが、どうなることやら・・。
ya86_52 2002.05.03 17:52:51

長かった1日が漸く終わる。
疲れた身体でも、小屋を目の前に心なし足が軽くなる
様だ。しかし、実際はなかなか捗らなかった。
(アレェ、ストロボつかなかったよ!)
ya86_53 2002.05.03 17:53:49

今度は、しっかりストロボ撮影。
(ヨシ、ヨシ。それで良いのよ!)
ya86_54 2002.05.03 17:56:11

小屋の上部のテン場には、色とりどりのテントが20張り程
張られていた。
小屋は、そんなに混んでいない。
何時もよりは、多い宿泊者であった様だが、せいぜい50名?
ya86_55 2002.05.03 18:03:00

お疲れ様!
よく頑張ったね!
槍ヶ岳も優しく迎えてくれました。

常念小屋:2,450M
ya86_56 2002.05.03 18:29:27

ご馳走だった夕食。
同室の福岡からやって来た父娘は、30回以上来ているそうだ。
持参された美味しい焼酎を、一緒に戴きながら話が弾んだ。
明日の天気は、雨だそうだ。父娘は、雨なら1日停滞と言っていた。
5月4日(土・祝)暴風雨 辛く長い1日でした。
ya86_57 2002.05.04 05:51:56

アッと云う間の朝食。
温泉卵が、摂っても美味しかった!
生憎の雨と風に福岡父娘は、やはり停滞とのこと。
我々は、予定通り出発する。徳沢ロッジを目指す。
ya86_58 2002.05.04 07:16:23

雨にも負けず、いざ出発!
途端に強風で寒く、慌てて手袋をして仕切直し。
ya86_59 2002.05.04 08:41:55

常念岳:2,857M
常念岳の登りは、暴風雨の中8合目までの急登は
とっても疲れた。
その後は、なだらかになるが雪混じりの岩とのミックスで
緊張する場所もあった。
暴風雨で多少気弱になっているせいもあるようだ。
ya86_60 2002.05.04 12:11:02

蝶ガ岳:2,664.3M
暴風雨の中、休むに休めず此処までやって来た。
(途中で、堪らず稜線陰の雪面で小休止しました。1カ所だけ)
標識には「旧蝶ガ岳」とあった?
近くの風除け出来るケルンがあった。
ya86_61 2002.05.04 12:46:48

瞑想の丘。
此処を蝶ガ岳と思っていました。
でも、展望指示盤には「蝶ガ岳」と刻印されていました?
疲れましたが、達成感は一塩でした。
ya86_62 2002.05.04 12:50:10

蝶ガ岳ヒュッテ:2,650M
お腹ペコペコです。
腹ごしらえをして、徳沢を目指します。
雨ですっかりビショビショになりました。
ya86_63 2002.05.04 13:41:20

腹ごしらえを済ませ、もう一頑張りです。
長塀ノ頭:2,677Mは、小屋の直ぐ上でした。
妖精の池は、雪に埋まって判りませんでした。
踏み跡を外すと危険だと、後で思いました。
長塀山も判りませんでした。2000M位までは残雪が
ありました。
ya86_64 2002.05.04 17:54:37

徳沢ロッジ:1,560M、安曇村村営
17:00頃漸く到着。ビショビショで早速乾燥室に直行。
片づけの後お風呂でスッキリと。夕食は、期待通りのご馳走!
「乾杯!おめでとう!お疲れ様でした!」
食後、同部屋の神戸夫妻と熊本夫妻と消灯も忘れて話しました。
この日は、すっかり飲んだくれてしまいました。
5月5日(日・祝)雨後晴れ 順調に満喫し帰路に。思わぬ試練が・・・?
ya86_65 2002.05.05 06:44:02

またまた、アッと云う間に朝食。期待通りのご馳走です。
今日は、ユックリと上高地を経て帰路に就きます。
昨日までのハードな山行とは、打って変わって余裕の1日です。
朝、少し雨が降っていましたが、ユックリ出掛ける頃はあがりました。
ya86_66 2002.05.05 06:54:45

雨で虹が架かっていました。
写らなかったのは、残念です。
ya86_67 2002.05.05 07:59:44

雨の上がった青空に出掛けました。
今日は、ユックリと家路に向かうだけです。
ya86_68 2002.05.05 08:38:31

梓川と常念岳と大天井岳の稜線。
ya86_69 200205.05 08:39:58

明神手前から。
明神岳。
何時見ても素敵な山容ですね。
ya86_70 200205.05 09:41:58

上高地手前の川辺で。
ya86_71 200205.05 10:21:09

何時もは、通り過ぎるビジターセンターにユックリと
寄り道しました。新装されて綺麗でした。
写真展は、迫力有り面白く楽しめました。
ya86_72 200205.05 10:26:04

バスセンター近くから。
西穂・奥穂・前穂の稜線上は、雲に隠れていました。
(残念。でも、満足です!)
ya86_73 200205.05 13:37:23

順調に松本駅に到着。
少々遅い昼食。ターミナルビル4Fの食堂「けやき」。
安くて豪華なメニューでした。みそカツセットは美味しかった。
みそ田楽セットも美味しかった。
他にお薦めは、ランチのAセットかBセットです。
ya86_74 200205.05 13:54:38

食堂orレストランの窓から見た山並み。
ビルが邪魔して残念。
ya86_75 200205.05 15:00:12 ya86_76 200205.05 15:00:22   ya86_77 200205.05 15:00:27

穂高駅からの山並み。
新宿発の急行アルプスで来る予定でしたが、指定席が
取れず、車で来ました。
ya86_78 200205.05 15:48:35 ya86_79 200205.05 15:48:48

穂高神社近くに駐車していました。
帰りに渋滞に遭遇し、帰宅は22時過ぎでした。
とんだところで思わぬ試練が待ち構えていました。