77 2002.02.10-11 ★★ 雲取山 2,017.1M ★★
2002年2月10日(日)〜11日(月) 雪のち曇り、晴

日記帳からの抜粋
2002年2月10日(日)
3度目の雲取山に挑む。初の雪中縦走である。滅多に行かない電車などを使う。
泊まりは、新築された雲取山荘です。とても、楽しみです。
アプローチは、三峰神社からです。結構雪が有りましたが、トレースはしっかりしていて問題有りませんでした。
持参した「二人のチョモランマ」を読み終えて、20時過ぎには早々と就寝しました。
2002年2月11日(月)
朝食は、ユックリと7時少し前に摂りました。昼食に不安があったので何時になくお替わりしました。
1杯目を卵ご飯で、2杯目を梅干しのお茶漬けにしました。とても美味しかった。
雲取山の頂上から東京湾、新宿高層ビル街、サンシャイン60、新横浜高層ビルが見えたのは、感動ものでした。
予定通り12時に鴨沢に到着しましたが、バスと食堂が無く、留浦バス停まで行きやっと昼食にありつけた。

山行記
予定通り?に、10日(日)朝7時に家を出て出発し、珍しく電車とバスを乗り継いで行く。
道順は、西武新宿線を使い所沢、秩父、三峰口と経由し、ロープウェイで三峰神社の三峰山頂駅に10:30到着する。
この日は、山頂直下の雲取山荘へ宿泊予定の為、気が楽。
三峰神社前の食堂で、昼食の「月見そば」を食べて、11時過ぎに出発する。
夏道で5時間の登りである。
トレースは、しっかりしていて快適に行けたが、小雪の降るガスの立ちこめる寒い天候であった。
しかし、樹林帯が殆どで風が無くピッチを上げ気味に進んだ為、全身汗びっしょりになった。
夕方4時過ぎには無事に山荘着し、受付を済ませユックリと1日目終了。
新築された山荘は、個室が多くて我々は8畳間に4人で就寝(二人は、我々同様の夫婦でした)。
9時消灯に拘わらず、8時過ぎには寝入ってしまった。
翌日、急ぐ必要もないとの判断で、6:30頃起床し小休止の後7時前に朝食を摂る。
食堂のピークはとっくに過ぎて、宿泊客の少なくなっていた。
配膳されたテーブルの一角に、ユッタリとくつろいでユックリと食べた。
今日は、小屋から山頂に登り、後は鴨沢に降りていく、殆どが下りの約5時間弱の行程となる。
7:45に小屋を出発し、8:10過ぎに登頂する。
一部雲が掛かっては居るが、南東方向の天望が素晴らしかった。
朝陽に光る東京湾!左手に新宿超高層ビルの林。サンシャイン60。
眩しい金色に輝く海原に、隠れる様に見え隠れする横浜の高層ビル。
3度目の雲取であったが、初めて見る光景だった。
富士山は、頂上に少々雲が掛かり、南アルプス方向もやや雲が掛かっていた。
奥秩父のパノラマは、期待通りに素晴らしい姿を魅せてくれました。
鴨沢への下りは、尾根上を下り右手に富士山を見ながらの快適な下りである。
目指す「七ッ石山」へは、登りの急峻さにたじろぐ気持ちもあったが、トレースがしっかりしているので行ってみた。
「七ッ石山」を経由せず巻道を行く人が多いが、時間的には余り変わらない様だ。
12時のサイレンを聞いて間もなく、漸く小袖川バス停に無事到着する。
さて、待望のバスは何時に来るのか?時刻表に見入る。
休日欄。
11時欄、11:39。
12時欄、空白。
13時欄、空白。
14時欄、14:10。
なんと2時間以上も待つ事になる。
山モードの出で立ちから、麓用の出で立ちへの身繕いを済ませる。
お腹の空いた身体に鞭打ち、昼食を求め奥多摩駅方面にテクテクと歩いていった。
歩き始めて次のバス停前に食堂があり「ホッ」とする。
ビールを頼み乾杯。贅沢に「カツ丼」を頂きました。
14:12の奥多摩駅行きバスに乗り、奥多摩駅、拝島(西武拝島)、小川、東村山と経由し無事に南大塚駅に到着した。